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 第1回 病院と友達になろう!
 春はいろいろなことが新しいスタートする時期ですね。この時期やっておくと、後できっと役に立つことがあります。
 それは、怪我や病気をしたときに行く病院をよく知っておく、わからなかったら調べておく、ということです。
 スポーツをする人にとって、まず必要で、よく利用することになる病院というのは、下の4つを診てくれるところとなると思いますので、確認をしておくとよいでしょう。

 
整形外科 ・・・「骨を折ったり、捻挫をしたときに」
内科 ・・・「風邪や下痢などになったときに」
皮膚科 ・・・「怪我や虫にさされたりしたときに」
眼科 ・・・「目の怪我やできものができたりしたとき」
 
 それと、夜間や休日・祝日などに診てくれる、救急病院や休日・夜間診療病院も、付け加えて調べておくと安心できます(消防署や保健所、医師会などで、教えてくれます)。

 私からお勧めしたいこととしては、体の故障(腰が痛い、膝が悪い、捻挫ぐせがある、など)がある人、もしくは過去にそのようなことがあった人は、この機会に整形外科の病院へ行って、医師のアドバイスを受けておくことです(行う内容としては、整形外科的検査が主になると思います)。

 この医師よりのアドバイスから、今後どのようにスポーツをしていったらよいかを考え、実践していくことが大切なことです(たとえば、テーピングやバンテージが必要だったり、筋力アップが必要だったりと・・)。また、故障が治っている人でも、もしかしたら、しっかり治っていないことがあるかもしれませんね。

 それと医師にとっては、怪我する前、悪くなる前の体の状態がわかっていると、怪我や悪くなったとき、適切な判断ができます。これはとても大切なことです。

 スポーツをしている人にとって、医者・病院を上手く利用すること、そして自分の味方につけておく、ということは、大変に意味にあることです。怪我をしても早く治すことができるでしょうし、また、安心してスポーツすることができるでしょう。その結果、スポーツが上手くなることにつながるものです。

 医師・病院を上手く活用して、楽しくスポーツができることを願っています。
2001年4月15日
 
 第2回 この時期でも、水分補給は大事なのです
 この時期でも運動をしている体には、水分がとっても必要です。

 でも、どうしてでしょう?。 この季節の最高気温は20℃くらいで、真夏の時と比べると、それほど気温が高いとはいえません。それに、真夏と比べて、汗も多くはかかないですし・・・。

 この季節、暑くないかというとそうでもなく、「暑いな」と思う日がありますよね。冬の寒い頃からやっと抜け出した体にとっては、たとえ20℃とはいっても、暑いものです。まだ、体は暑さになれてはいません
(※ この季節の最低気温値や気温の日変化が大きくなることが、関係しているかもしれません)。

 それから、汗をかいているようにみえないのは、空気中の湿度が低い日が多いからです。それで、夏にくらべて汗が蒸発して消えてなくなってしまうので、汗をかいているようにみえないということで、実際は汗をたくさんかいています
(※ 運動の前後に体重を比べて、その少なくなった分がおおよそ、汗をかいた分といえます)。

 また、新しくクラブが始まるこの時期は、体がその運動になれていないことも多いでしょうから、そのぶん、体は沢山運動をしなくてはならなくなっています。そのため、体の中の水分をたくさん使うことになっているでしょう。

 だから、水分補給は必要となるのですね。

 飲み方は簡単です。運動する前に少し飲んでおき運動中は一口くらいを時々飲んでいく、というような感覚です(詳しいところは、これからも書いていきます)。

 暑いから水分補給が必要ということではなくて、「体が必要としているから水分を摂る」という考えを持ってくださればと思います。

2001年4月16日
 
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